『スタジオアリス(写真館)のヘアメイク担当者』が抱える身体の悩みとは?? 134
『全国から身体の痛みで日常生活に不安のある方をなくし人生を楽しんでもらう』
広島で出張パーソナルトレーナーとして活動中の藤野真人です。
スタジオアリス(写真館)のヘアメイク担当者の真実
写真館のヘアメイクは美容院とは異なります。
何が違うのかと言うと、お客様がお子様なんですよ。
美容院は成人の方が多いと思います。
でも、写真館は圧倒的にお子様相手です。
さらに、店舗によって違うかもしれませんが
ヘアメイクの方は着付けまでするんですよ。
『ヘア・メイク・着付け』が主な仕事になります。
そんな、写真館のヘアメイク担当者の悩みは何でしょうか?
ならではの悩み
膝に負担が掛かる
なんで膝に負担が掛かるんでしょう?
それは子供目線になるために、膝立ちが多いからなんです。
子供は元気なんです!!じっとはしてくれません。
だから膝立ちが多くなって、膝立ちのまま歩く羽目になるんです。
ヘアメイクの方の膝は、赤くなり痣になりやすいんですって。
夏は『膝を出したくないーー』と思ってますよ。
腰にも負担が掛かる
赤ちゃん相手のときは、ベビーベットでの作業になります。
なので、中腰で赤ちゃんのヘアメイクや着付けをおこなうんです。
さらにそこか抱きかかえたりもするんで大変なんです。
赤ちゃんも意外と重たいんですよ。
泣かれたらもっと重くなるからねーー。
腕が疲れる
子供を抱きかかえることが頻繁にあります。
だから子供たちを1日数百回以上は持ち上げてますよ。
腕・肩周りの筋肉は男性に負けません!
怖がられる
マスクはNG!
子供たちが怖がってしまうんです。
常に笑顔で対応なので、表情筋もヘトヘトです。
最も多い悩み
スタジオアリス(写真館)のヘアメイク担当者の悩みで多いのは?
No.1・・・『膝』
No.2・・・『腰』
No.3・・・『腕』
解決策
膝に負担が掛かる
悩みが膝に負担が掛かるってことですが、
問題は、床に着いているということでの赤みや痣です。
正直、接触頻度を減らしてもらうしか思いつかないですね。
・膝パットを入れて吸収を防ぐ
・片膝立ちを交互にする
・動かない場合は、正座に変えてみる
などの接触頻度を減らすぐらいしか今のとこ思いつきません。
また、思い浮かべば追加しますね。こうしてるよって方いれば教えて下さい。
痛みの方は、自宅でケア(揉む・ストレッチ)をすることで痣は無理にしても緩和してくると思います。
膝蓋骨(膝のお皿)ばかりに体重が掛かるので、この周りのケアは必須になると思います。
撮影の合間にも取り入れてください。
腰に負担が掛かる
これは、上半身のみ使っているので倍!さらに倍!腰に負担が掛かります。
例えば、90度おじきをした姿勢から赤ちゃんを持ち上げるのと、
その動作に“膝を曲げる”をプラスするのではどちらが腰に負担が少ないでしょうか?
膝を曲げた方が、負担が少ないと思います。
また、ハムストリングス(太ももの裏の筋肉の総称)も有効に使えてくると、さらに腰への負担は減ってきますよ。
ここの筋肉が収縮すれば、上半身を持ち上げてくれますからね。
腕が疲れる
以前のブログでも紹介したように
背中の筋肉を有効使え始めれば、負担は減るかもしれません。
肩甲骨の動きもよくしておきましょう!
肩を上げ下げする際は、肩甲骨も連動的に動きます。
肩甲骨の動きが悪ければ、肩の負担は倍!さらに倍!
肩甲骨から動かすという意識も必要になりますね。
怖がられる
ラッキーですよ。
表情筋が鍛えられて、リフトアップしますよ。
仕事中に顔がつるほど、いろんな表情をするんですから。
怖い顔の人も優しい表情になります!
ラッキー!!
トレーニング
ヘアメイクの方は負担が掛かるところが結構あるんですね・・・
作業をトータルで考える中で、膝への負担もそうですが『腰が反る』姿勢が多いです。
その姿勢で1日作業する+膝立ちなどといった、普段しないような姿勢も多い。
骨盤の動きも偏ることで、下半身や上半身に影響が出ていることもあるかもしれません。
例えば、腰を反らした姿勢と腰を丸めた姿勢では、前屈のしやすさも変わってくると思います。
上記の写真のような姿勢になります。
その姿勢で腰を反ったり(床と離れる)丸めたり(床に押し付ける)ようにしていきましょう。
なるべく、骨盤を動かす意識を持ってください。
簡単にできる骨盤運動なので、試してみてくださいね。
骨盤を普段うまく使えていない方は、意識をどこ持っていっていいのかすらわかりません。
あなたはうまく使えていますか??
ストレッチ
ストレッチというより、膝蓋骨(膝のお皿)周りの筋肉をほぐしていきましょう。
お風呂などのときに、膝蓋骨を指で持ち、色んな方向へ動かしていきます。
また、周りの筋肉も入念にほぐしてみましょう。
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)は、膝蓋骨に付着しているので、大腿四頭筋も一緒にほぐすことでより効果的です。
まとめ
・膝の接触頻度を極力減らす
・腰を曲げる作業の時は、ハムストリングスを意識する
・肩甲骨の動きをよくする
・表情豊かになりラッキー
・骨盤の動きをよくして身体の負担を減らす
・膝蓋骨、大腿四頭筋をほぐす
仕事とうまく付き合いながら身体と向き合っていきましょう!!