ぎっくり腰になった時の対処方法とぎっくり腰の予防方法
こんにちは
腰痛専門出張トレーニング&整体の藤野真人です。
年末年始を迎えつつある今、ぎっくり腰になる方も増えています。
僕のところにも、ぎっくり腰になりましたとご連絡が数件入りました。
寒さとぎっくり腰には、関係があるんでしょうか?
それとも動かなくなることが原因なんでしょうか?
このブログでは、ぎっくり腰への対処方法とその予防について詳しくお話ししていきます。
ぎっくり腰で悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね。
ぎっくり腰になった時の対処方法とぎっくり腰の予防方法
まず、ぎっくり腰になるパターンとして多いのは、
です。荷物を持ち上げた時、腰を捻った時など、腰が自然と反っていく動作の時にぎっくり腰になりやすいです。
そして、ぎっくり腰での痛みの原因として多いのは、
・腰周りの筋肉の異常な収縮(拘縮)
だいたいこの2つのパターンです。
骨に異常がある場合は少なく、病院に行っても湿布などを処方される程度で終わるでしょう。
ではあなたが実際にぎっくり腰になった際、どう対処されていますか?
恐らく多くの方が、「安静」にすると思います。
その理由としては、痛いから動かさないor動けないではないでしょうか。
でも、その考えはもう古いって知っていましたか?
「ぎっくり腰=安静」は間違っているんです。
実は2019年、日本整形外科学会が発表したんです。
今は腰痛への対処方法として、安静は勧めません、と。
むしろ、動くことを勧めています。
真逆ですよね。
でも先程説明したようにぎっくり腰の原因は、
・腰周りの筋肉の異常な収縮(拘縮)
なんです。
安静にしてこの原因が治るとは考えにくいですよね。
血流不足なんて、動かないとダメでしょって感じです。
僕のところに来られたぎっくり腰の方にも、安静ではなく動いてもらっています。
動くことで、その日には歩けるまで回復していくんです。
なので、ぎっくり腰の対処方法としては、安静にするのではなく、動くことが早期回復には大切なんですよ。
ぎっくり腰になった時の対処方法
ぎっくり腰には、動くことが大切と理解して頂けたかと思います。
では続いて、どう動くのか?ですが、動くにしても
・他人に筋肉を動かしてもらう
の2つが考えられますよね。
自分でも他人でもどちらで動かしても正解なんです。
最初に言ったように、ぎっくり腰は血流不足もひとつの原因になります。
筋肉を伸ばしたり、縮めたり動かして血流を促進させる必要があるんです。
ただ自分・他人で動かしても、筋肉の異常な収縮(拘縮)がるので、伸ばしていいところ、縮めていいところがあります。
まず、伸ばすべき筋肉(ストレッチ)は、
・太ももの横(大腿筋膜張筋)
・背骨(腰・首)
これらは、ぎっくり腰になると過剰に働きだします。
収縮しているということなので、縮める(力を入れる)と余計に腰が痛くなるケースが多いです。
続いて縮めていい筋肉(力を入れる)は、
この筋肉は、主に足を上げるために必要な筋肉になります。
実はぎっくり腰では、ここの筋肉の血流不足と機能不全が目立ちます。
これらの筋肉を伸ばしたり、縮めたりして動かしていきましょう。
そうすることで、ぎっくり腰で動けなくなっていたとしても、早期回復に繋がりますよ。
ただぎっくり腰にも、様々なパターンがあるので、当てはまらない場合もあります。
お近くの専門家と相談しながら治療してくださいね。
ぎっくり腰にならない為の予防方法
最後に、ぎっくり腰の予防方法をお伝えしておきます。
ぎっくり腰になりにくくする為には、
・股関節を柔らかくすること!
・背骨を柔らかくすること!
・腰周りの筋肉を鍛えること!
の4つです。いつの間にか硬くなっていた!とかよく聞きますよ。
日頃から運動やケアをすることで、体の変化にも気付きやすくなります。
股関節と背骨が硬くなれば、必然的に腰への負担は大きくなり、急な腰の動きに弱くなります。
そうなれば、腰を急に動かしたときに「うっっ!!」ってぎっくり腰に繋がるわけです。
そして、腰周りの筋肉を鍛えておくことで、その急な運動に対応できるようになります。
ぎっくり腰の予防ですね。
何度もぎっくり腰をくり返す方などは、一度専門家などに診てもらうことをおすすめします。
あなたの弱点がわかり、今後ぎっくり腰をくり返さなくなるかもしれません。
ぎっくり腰になってしまったら、腰だけの痛みだけでなはく、精神的にも落ち込んでしまいます。
精神的にも落ち込む方、結構多いんですよ。
それにお仕事をしている方であれば、仕事に支障をきたしてしまいますよね。
それはなるべく避けたいところです。
しっかりとぎっくり腰対策・予防をぎっくり腰になる前から、おこなっていきましょう。
もしぎっくり腰でお困りでしたら、ご相談ください(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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腰痛で足の付け根(鼠径部痛)が痛い!その対処方法とは?
広島の腰痛専門出張パーソナルトレーナーとして活動中の藤野真人です。
足の付け根が痛む
腰痛もありながら、足の付け根(鼠径部)までもが痛くなっている。
そんな症状でお困りの方も多いのではないでしょうか?
僕のお客様の中にも「動かすたびに足の付け根が痛くて・・・」という方がいらっしゃいました。
意外と多い悩みです。
足の付け根の痛みはどうすればいいのでしょうか?
足の付け根の痛みの原因
まずは、原因からお話ししますね。
足の付け根の痛みは、鼠径部痛(そけいぶつう)と言います。
この部分(鼠径部)には、静脈・動脈・神経・筋肉があります。
血管まで通っているんですよね。
痛みがあるということは、血管まで締めてしまい、血行不良で冷えにも繋がってしまう可能性もあります。
実際にそこまで強く締まる(止めてしまうほど)ことは、あるのかと言えば微妙ですが、この痛みを取ると足がポカポカしてくるのは事実です。
また姿勢からみると「反り腰」の方に多いです。
「猫背」の方なら痛みがでないというわけではないです。
この痛みの原因は、ひとつではないんです。
色々な不調が重なり痛みがでるので「これです!」とは言いにくいです。
反り腰の方で話を進めていくと、反った腰の姿勢では足の付け根が伸びている状態が続いているというのは想像できると思います。
この状態が続けば、筋肉などは疲れて傷つきやすくなります。
この傷が積み重なって「痛み」に繋がります。
足の付け根の痛みにストレッチは危険
これ気を付けてほしいです。
足の付け根が痛いからと言って、足の付け根を伸ばそうとする方が多いです。
これは最悪で痛みを悪化させてしまいます。
「でもやったら少しスッキリすることもあるんよ」
と言われると思いますが、そのストレッチ後は痛みなくなっていますか?
また繰り返していませんか?
もしくは、繰り返すたびに痛みが増していませんか?
間違ったストレッチは危険です。
痛みが減らないのであれば、間違っている可能性大ですよ。
足の付け根の痛みをなくすために
じゃあ、どうすればいいのか?ということですよね。
腰を動かすことです。
理由はとてもシンプルで、反り腰を改善すればいいって考えです。
もちろん、これでも痛みが減らない方は別の方法を試した方がいいです。
今回は簡単なトレーニングをお教えします。
①写真のように横に寝ます
※股関節と膝の角度に注意しましょう(腰がリラックスする位置)
②その状態で腰だけ力を入れて腰を反らします
③反った状態で5秒キープします。
④キープし終わったら力を抜きます(脱力!)
以上です。
とっても簡単ではないですか?
このトレーニングでは固くなった腰の筋肉を柔らかくしていきます。
足の付け根が痛い方は、この筋肉が固くなりやすいんです。
なので、こういうトレーニングでリセットしてあげるといいですよ。
痛いからと言って無理にストレッチはしないように!
YouTubeでは誰でも簡単にできる「腰トレ」動画をアップしています。
もしよかったらYouTubeもご参考にしてみてください。
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