骨盤の動きを把握してより効果的にトレーニングを実感しよう! 021
『全国から身体の痛みで日常生活に不安のある方をなくし人生を楽しんでもらう』
広島で出張パーソナルトレーナーとして活動中の藤野真人です。
骨盤とは
『骨盤』と聞くと特に女性のみなさんは気になるポイントだと思います。
今回は骨盤の動きについて書いていきます。
まず骨盤、骨盤と言っていますが、みなさんは骨盤がどんな形をしているか知っていますか?
左上の図が骨盤になります。
骨盤とは一つの骨の名前ではなくいくつかの骨が集まった総称を言うのです。
骨盤を分けると右上の図になります。
骨盤は、『仙骨』『寛骨』『尾骨』に分かれます。
さらに分けると、『寛骨』が3つに分かれ、『腸骨』『恥骨』『座骨』になります。
ちなみに『寛骨』は、個人差はありますが、高校生頃から3つの骨が融合されていきます。
骨盤の位置
では、身体のどこに骨盤はあるのか図で見てみましょう。
身体の真ん中あたりにあるのが図を見てわかりますね。
骨盤は大きくてとても大事な部分でもあります。
みなさんも触って確かめてみましょう。
前からも後ろからも横からも触れますよ。
骨盤の動き
骨盤にも動きがあります。
最近は『骨盤運動』などテレビでも多く取り上げられているので、みなさんにも馴染みがあるのではないでしょうか?
では、骨盤にはどういった動きがあるか確認してみましょう。
簡単な動きをご紹介します。
①前傾・・・腰を反る動作でみられます。
②後傾・・・腰を丸める動作でみられます。
これらはよくみる動きですよね。
しかし、この動きは左右同時ではなく左右逆に動くこともあります。
歩行時なんかそうですよね。
骨盤に触れながら歩くと、骨盤がよく動いているのがわかると思います。
足が短い!?
よく『こっちの足が短いって言われた』とか聞きますが、ほとんどのみなさん片足どちらか短いです。
なので、余程の左右差でなければ気にすることはありません。
ちなみに『右足が短い』ことが多いです。
さらに、短い足の方の骨盤は『後傾』しやすくなっています。
動きや位置を知る意味
骨盤の位置や動きについて簡単に書きましたが、いかがでしたでしょうか?
動きや位置を知ることはトレーニングにおいてもプラスに働きます。
今やっているトレーニングがどこに効いてどう動いているのかイメージできる方とできない方では、できる方の方が効果がいいように思います。
みなさんもトレーニングの際はご自身の骨や筋肉をイメージしてみましょう。
ロコモティブシンドロームとは?ロコモティブ症候群チェックして現在の自分の身体を知ろう! 005
『全国から身体の痛みで日常生活に不安のある方をなくし人生を楽しんでもらう』
広島で出張・訪問型パーソナルトレーナーとして活動中の藤野真人です
ロコモティブシンドローム
ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)みなさんは聞いたことありますか?
ロコモティブ症候群・運動器症候群と言われます。
要するに、運動器の衰え・障害(加齢や生活習慣が原因といわれる)によって、要介護になるリスクが高まる状態のこと。
つまり、日頃から意識的に身体を動かしてないと運動器は衰え動かしにくくなり将来介護が必要になりやすくなりますということです。
さらに、ロコモが原因でメタボや認知症になったりする可能性が高くなってきます。
そうならないためにも日頃から、メンテナンスも兼ねて定期的に身体を動かしていくことが大事になってきます。
ロコモティブ症候群チェック
気になるあなたはすでにロコモティブ症候群になっているのでしょうか?
『いや、まさか私がね』
『いやいや、まさかね』
『心配になってきたわ』
そんなあなたもロコモチェックしてみましょう。
日本整形外科学会が提唱しているものですが、1つでも当てはまればロコモの疑い“あり”となります。
□片足立ちで靴下が履けない
□家の中でつまずいたり滑ったりする
□階段を上るのに手すりが必要である
□家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
□2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳2個程度)
□15分ぐらい続けて歩くことができない
□横断歩道を青信号で渡り切れない
7つすべて該当
すぐにでも運動ができる環境を作ってください。
でないとあなたの近い未来が暗く怖いです。
ちなみにすべて該当されるぐらいなので、必ず専門家の指導の下運動をおこなってください。
でなければ、怪我をする恐れがあります。
該当なし
優秀ですね!
これからも身体に気を付けながら生活してください。
しかし、結果がよかったからといって怠けないよう注意してください。
年々該当数が増えるかもしれません。
これからのために運動習慣を身につけましょう!
自分の身体を知る
どうでしたか?
いい結果でしたか?悪い結果でしたか?
どちらにしても自分の身体を知るきっかけになりましたね。
何歳になっても健康で元気な身体づくりを目指しましょう!!