【野球肩】投げる動作で肩が痛む原因とは?
こんにちは!
サンライフ 整体&トレーニング代表の藤野真人です。
先程、トクサンTVを見ていましたところ、またライパチ氏がスローイング時の肩の痛みで悩んでいました。
そしてまたしても肩にアプローチしつつ、投げ方を変えようと試行錯誤しています。
ですが以前にも僕がブログでも書いたように、ライパチ氏は一番問題なのは肩ではないんです。
恐らく多くの方が、ライパチ氏と同じ過ちを犯していると思うで、ここで再度野球肩について考察していきましょう。
投げる時の痛み
ライパチ氏を例に上げていきますが、その前に先日投稿されていたトクサンTVの動画を貼り付けておきます。
動画を見て頂くとわかるようにライパチ氏は、肩の問題の前に“姿勢”に大きな問題があり、それをきっかけに肩の痛みを発症しているように見えます。
姿勢は肩の痛みに繋がりやすいですから、肩だけの治療をしてしまうと痛みが改善しきれず、迷走してしまうケースもしばしば・・・。
では、ライパチ氏の何が問題なのかを上げていくと、
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①胸椎の過度な伸展
②肩甲骨の下方回旋
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が肩の痛みに大きく影響を与えており、その影響は下半身にも影響を与えているように見えます。
下半身と言うのは、
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①骨盤前傾
②股関節内旋
➂足関節背屈制限
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です。下半身まで解説すると長くなるので、今回は上半身のみの姿勢で解説していきます。
動画内でも「肩がはまる」というワードが何度も出ていましたが、ライパチ氏の『胸椎伸展』『肩甲骨下方回旋』では、投げる時に肩ははまらず逸脱してしまいます。
その理由として、投げる動作においては、『胸椎(軽度)後弯』『肩甲骨上方回旋』が必要不可欠だからです。
今のライパチ氏と真逆です。
ライパチ氏がサイドスローが投げやすいのも、この姿勢が影響しています。
サイドスローの場合、オーバースローに比べ『胸椎伸展』『肩甲骨下方回旋』が優先されますからね。
以上のことから、ライパチ氏のような場合、肩だけを治療するのではなく、根本となる姿勢を変えていかないと一生肩は治らないでしょう。
投げる動きと真逆の肩甲骨
先程肩甲骨の動きが出てきましたが、少し詳しく解説していきます。『肩甲骨上方回旋』『肩甲骨下方回旋』というのは、下記イラストのような動きのことを言います。
これでわかるように、投げる動作(肩が上がる時)というのは、肩甲骨上方回旋しなければ肩はあがらず、肩関節は逸脱した動きになるでしょう。
ですがライパチ氏のような場合、肩甲骨下方回旋のまま(上方回旋不良)で肩を上げれば、肩関節への負担は強くなり、肩周りの組織を投げるたびに傷付けることになります。
また胸椎伸展は、肩甲骨下方回旋を助長させる姿勢であるので、ライパチ氏のような姿勢は投げる動きに向いていないと言えます。
試しに、胸を大きく張り、なで肩の姿勢をとってみてください。そしてその姿勢から投げてみてください。
恐らく肩は上まで上がらず、肩に強い負荷が掛かるのを感じると思いますよ。
これをライパチ氏はオーバースローで投げていたんですから、肩を痛めるべくして痛めたって感じだと思います。
ライパチ氏の投げ方考察
①胸椎伸展②肩甲骨下方回旋の姿勢を考慮していくと、代償として下記のような特徴が投げる時に出てきます。
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①左骨盤前傾
②右広背筋過剰収縮
➂左股関節内旋
=====
腰痛になりますね(笑)
あくまで考察なので、しっかりと見てくと逆だったり、別のところに代償が入っているかもしれません。
もしこの代償動作が入っていれば、ライパチ氏の投げ方はどことなく「固い」という印象を与えてしまう可能性があります。
だってこの動作はすべて体を固めてしまうから当然です。
なので、ライパチ氏は、
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無理な姿勢で投げていながら、さらに体を硬くしながら投げている
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ということになります。最悪です・・・。
まとめ
トクサンTV好きなので、ライパチ氏の肩が治るのを期待していますが、このままでは一生YouTubeのネタで終わると思います。
だって肩と投げ方にしか焦点を当てていないから。
姿勢・力の抜き方・使い方を反復練習していくことで、肩の痛みは軽減していくと思いますよ。
頑張れライパチ!!
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五十肩の痛みとは?改善させるためには動かすことも必要です 009
広島で出張パーソナルトレーナーとして活動中の藤野真人です。
肩の痛み
先日の『ActiveSmash』の会員様で、肩が上がらないと訴えていた方がいらっしゃいました。
久しぶりの参加でしたが、急に肩に痛みが走り日常生活でも支障が出るようになったそうです。
今回も痛いながらにできる範囲でもやりたいとのことで、無理のない範囲でバドミントンをおこないました。
早く元気にバドミントンをプレーしている姿を見たいものです。
では、肩の痛みについて話していきましょう。
どこで痛みがでるのか?
肩の痛みは人それぞれ違うと思います。
例えば、捻ったら痛い・上げたら痛い・捻って上げたら痛いなどあると思います。
みなさんはどこで痛みがありますか?
肩は肩関節だけではなく、肩甲骨や鎖骨などと協同で動くことによってスムーズに動いていきます。
※写真は右肩外転(横から上に上げる)180度時に動く関節を絵にしてみました。
なので、肩関節だけではなく、肩甲骨や鎖骨の動きが悪くなれば肩に影響が出てくることもあります。
今回は、バドミントン会員様を例に進めていきます。
五十肩・四十肩
呼び名はどっちでもいいです。
ちなみに私は『年齢肩』って言います。女性は50歳だからって五十肩って言われたくないですもんね。
会員様は『私、五十肩になって肩上げると痛く夜寝れないんです』とのこと。(※50歳ではありません。若いです)
起こりやすい年齢
名前の通り40代~50代で発症することが多いでしょう。
特に女性に発症しやすいです。
夜間痛
寝ているときに出る痛みのことです。
初期の場合、寝ているとき少し痛いななど感じることもあります。
また、寝返りの際に肩を無意識に動かすことによって痛みで目が覚めたりもします。
発症しやすい人
デスクワークなどあまり身体を動かさないで悪い姿勢を長時間続ける作業などの方に多いように思います。
普段から極々わずかな範囲でしか肩関節を動かしていないので周りの筋肉や関節たちがさぼってくるのは当然ですね。
改善させるためには
まず、肩には複数の動きがあります。
屈曲・伸展・内転・外転・内旋・外旋・水平屈曲・水平伸展・・・・
その中で一番治りにくいのは、回旋です。
肩は上げる動作で必ず回旋動作が含まれます。
なので、回旋が一番治りにくいです。
一気に治そうとせず、一つずつの動作を確実に治していきましょう。
まぁいっか、そのうち治るか、ではなく
自分から改善しようと思い、改善に取り組んでいきましょう。
ほってくとさらに痛い目見ますよ!!
次回改善トレーニングについて書きましょう。