こんにちは!
サンライフ 整体&トレーニング代表の藤野真人です。
以前講演会をした時、講演会終了後数名の方が個別で相談に来られました。
その内容が全員「外反母趾」でのお悩みでした。
そこで今回、外反母趾の方に共通する《骨の歪み》について解説していきます。
外反母趾でお悩みの方に少しでもヒントになればと思います。
目次
外反母趾とは
そもそも外反母趾とは、上記写真のように、足の親指が人差し指側に“くの字形”に曲がることをいいます。
要は骨の変形です。
変形がひどい場合、手術が必要になります。
また変形が進行していても「痛みを感じる方」「痛みを感じない方」と症状は様々です。
外反母趾の原因
親指が変形してしまうほどの外反母趾。
その原因の多くが、
=====
踵の歪み
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です。
踵が歪むことで、足部のバランスは崩れ、結果として親指へ体重などが掛かりやすくなり、関節が歪み、外反母趾へと繋がります。
「踵って歪むの?」と疑問に感じたかと思いますが、踵には関節が存在します。
今回ポイントとなるのが、『距骨下関節(きょこつかかんせつ)』です。
これがいわゆる踵の関節で、ここが歪むことによって外反母趾を引き起こすリスクが一気に高まります。
距骨下関節は、普段の生活では外反・内反という動きをよく行います。
これは踵が外に傾く・内に傾くということ。
また外反母趾の方は踵が外反に変位していることが多く、この外反変位を改善しないことには外反母趾は改善していかないでしょう。
そしてもっと悪いことに、踵が外反することで、横足根関節(ショパール関節)の動きが増えます。
増えることで、さらに親指に変位状態で体重が掛かりやすくなり、外反母趾へと繋がります。
外反母趾の原因②
さてもうひとつの踵の歪み関連で、外反母趾の原因について解説していきます。
実は踵が外反に変位することで、次に膝も歪んでくるんです!!
踵が先か、膝が先か。
これはどちらかわかりませんが、これはセットで考えるべき問題だと思います。
ちなみに膝の歪みと言うのが、
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ニーイン(内股)
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です。
踵が外反変位になると自然と膝は内側に入りやすくなります。
これは実際に内股になってもらえればわかるはずです。
内股にした時、踵は外反変位するでしょ?
もうそれが物語っていますよね。
外反母趾の原因➂
最後に筋肉も見てみましょう。
踵の外反変位に関与している筋肉は《下腿三頭筋(かたいさんとうきん)》と呼ばれているふくらはぎの筋肉です。
下腿三頭筋は、腓腹筋・ヒラメ筋で構成されており、腓腹筋は踵の外反に、ヒラメ筋は踵の内反に作用します。
つまり外反母趾で外反変位の方は、ヒラメ筋の筋力が不足しているということが推測できます。
もっと言えば後脛骨筋なんですが、ここは今回深くは追求しません。
まぁどちらにしても下腿三頭筋は外反母趾の方は、弱化しています。
ここを鍛え直すことも外反母趾予防の改善の一歩になるはずですよ。
まとめ
なんか外反母趾の原因ってかなりあって、難しそうですね。
それだけ人間の身体は複雑ということでしょう。
さらに言えば女性の場合、婦人系疾患などのある方などは外反母趾になるリスクが上がります。
生理不順・生理痛がひどい方は、外反母趾のリスクが上がり、閉経になった方も外反母趾のリスクが上がります。
このように色々と複雑に絡まり、結果として外反母趾になります。
気になる方は、根気よく改善させていきましょうね!
ひどい場合は病院へ。
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