
こんにちは!
サンライフ 整体&トレーニング代表の藤野真人です。
◆プロフィール◆
「整体に行くと、そのときは楽になるんだけど……」
「しばらくすると、また腰が痛くなる」
「肩こりが良くなったと思ったら、またつらくなる」
そんな経験はありませんか?
身体の痛みが出たとき、整体やマッサージなどを受けて身体を整えることは、一つの方法です。
実際に、身体が動かしやすくなったり、痛みが軽くなったりすることで、日常生活が楽になる方もいます。
ただ、ここで一つ考えてほしいことがあります。
「痛みが楽になったこと」と「痛みが起こりにくい身体になったこと」は、同じではありません。
私は、ここに「整体だけではなく、運動も必要」と考える理由があります。
なぜ、身体を整えてもまた痛くなるの?
例えば、腰痛があるとします。
整体を受けて、
「腰が楽になった」
「身体が動かしやすくなった」
という状態になったとしても、
普段の生活に戻れば、
✅長時間座っている
✅あまり歩かない
✅同じ姿勢を続ける
✅身体を支える力が不足している
✅身体の動かし方に偏りがある
といったことが続くかもしれません。
すると、せっかく身体が動きやすくなっても、再び身体に負担がかかることがあります。
もちろん、腰痛の原因は一つではありません。
年齢、生活習慣、身体活動、仕事、心理的な要因など、さまざまな要素が関係しています。
だからこそ、「痛いところだけを何とかする」という考え方だけではなく、
「なぜ痛みが起きているのか」「これからどうすれば身体を保てるのか」
まで考えることが大切です。
WHOも「運動だけ」「一つの方法だけ」ではなく、組み合わせた対応を重視しています
慢性的な腰痛について、世界保健機関(WHO)は2023年にガイドラインを発表しています。
そこでは、慢性腰痛に対する非手術的な対応として、
✅教育・セルフケア
✅運動療法
✅一部の身体的介入
✅心理的アプローチ
✅必要に応じた薬物療法
などが検討されています。
そしてWHOは、慢性腰痛に対して一つの介入だけに頼るのではなく、その人に合わせて複数のアプローチを組み合わせることを重視しています。
つまり、「整体か運動か」ではなく、「整体と運動をどう組み合わせるか」という考え方が大切なのです。
整体の役割は「身体を整える」こと
では、整体にはどんな意味があるのでしょうか?
私は、整体の大きな役割の一つを、「身体を動かしやすい状態に整えること」だと考えています。
例えば、
✅関節の動き
✅筋肉の緊張
✅身体の左右差
✅姿勢
✅身体の動かし方
などを確認しながら、現在の身体の状態を見ていきます。
痛みがあると、身体は無意識にその部分をかばうことがあります。
すると、本来使いたいところがうまく使えず、別の場所に負担がかかることもあります。
そこで身体を整え、「動きやすい状態」をつくる。
これが整体の役割の一つです。
ただし、ここで終わってしまうと、私はもったいないと思っています。
整えた身体を「自分で使える身体」にする
整体で身体が動きやすくなったら、次に必要なのが運動です。
なぜなら、身体は「実際に使うこと」で、その動きや能力を身につけていくからです。
例えば、「股関節が動きやすくなった」としても、日常生活でその股関節をうまく使えていなければ、元の動きに戻ってしまう可能性があります。
そこで、
✅筋力
✅柔軟性
✅バランス
✅身体を支える力
✅身体の使い方
などを、その人に合わせてトレーニングしていきます。
つまり、
整体で「整える」
↓
運動で「使えるようにする」
↓
日常生活で「維持する」
という流れです。
私は、この3つが大切だと考えています。
運動は「痛みがなくなってから」ではなく、身体を守るためにも必要
「痛みがなくなったから、もう運動しなくてもいい」
そう思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、運動には「痛みを改善する」だけではなく、これからの身体を維持するという役割もあります。
実際に、運動療法についてまとめた研究では、慢性腰痛のある人に対して、運動によって痛みや身体機能が改善する可能性が示されています。
WHOのガイドライン作成にも用いられた系統的レビューでは、構造化された運動プログラムが慢性腰痛の痛みや機能制限を改善することについて、中程度の確実性のエビデンスが示されています。
さらに、過去の系統的レビューでは、腰痛が改善した後に運動を継続することで、1年後の再発率を低下させる効果が示されています。
2025年のアンブレラレビューでも、運動療法や余暇の身体活動には、腰痛の再発を予防するうえで一定の効果があると報告されています。
だからこそ、「痛くなったら整体」だけではなく、「痛くなりにくい身体をつくるために運動する」という考え方を持ってほしいのです。
もちろん、痛みがあるときに無理をする必要はありません
ここは非常に大切です。
「運動が大切だから、痛くても頑張って運動しましょう」という意味ではありません。
痛みの状態によっては、まず身体を休ませたり、医療機関で確認したりする必要があります。
また、同じ「腰痛」でも、原因や身体の状態は人によって違います。
だからこそ、「腰痛にはこの運動」と全員に同じことをするのではなく、その人の身体を確認して、「今は何をするべきなのか」を考えることが重要です。
私が「整体+トレーニング」にこだわる理由
私が目指しているのは、「整体に通い続けないと身体を維持できない状態」ではありません。
もちろん、身体を整えることが必要なときはあります。
でも最終的には、自分自身で身体を動かし、自分の身体を守っていけるようになってほしい。
そう考えています。
だから私は、
整体で身体を整える
↓
トレーニングで身体の機能を高める
↓
日常生活で自分の身体を使う
という流れを大切にしています。
これは腰痛だけではありません。
肩こり、膝痛、姿勢の悩み、身体の動かしにくさなどでも、同じように「その場を楽にする」だけではなく、その先の身体づくりまで考えることが大切だと思っています。
「痛みをなくす」その先へ
身体に痛みがあると、「痛みさえなくなればいい」と思ってしまいます。
もちろん、痛みがなくなることは大切です。
でも、その先にはもっと大切なことがあります。
痛みを気にせず歩ける。
旅行に行ける。
家族と出かけられる。
趣味を楽しめる。
孫と遊べる。
好きなことを、身体の不安を気にせず楽しめる。
私は、そこまでが身体づくりだと思っています。
だから、痛みをなくすことをゴールにしない。
「動ける身体」をつくることを、その先のゴールにする。
それが、私が整体とトレーニングを組み合わせている理由です。
「また痛くなるのが怖い」という方へ
「整体に行けば楽になるけど、また痛くなるのが怖い」
「運動したほうがいいのは分かっているけど、何をすればいいか分からない」
「自分に合った運動を知りたい」
そんな方は、まず現在の身体の状態を確認するところから始めてみませんか?
広島市を中心に、私は整体と自重トレーニングを組み合わせて、腰痛・膝痛・肩こり・姿勢などのお悩みを抱える方が、これからも自分の身体で動き続けられるようにサポートしています。
身体を整えるだけでは終わらせない。
運動だけを頑張るのでもない。
「整える」と「動く」を組み合わせて、自分で守れる身体をつくる。
それが、私が大切にしている身体づくりです。
動ける喜びを、人生の楽しみに。
これから先も、好きなことを楽しめる身体を一緒につくっていきましょう。





