こんにちは!
サンライフ 整体&トレーニング代表の藤野真人です。
腰の痛みを経験されたことがある方は、多いのではないでしょうか?
というよりも、ほとんどの方が腰の痛みを少しは経験したことがあると思います。
ではなぜ腰の痛みを訴える方が非常に多いのでしょうか?
なぜ腰が弱いのか?
これは人間の進化を見ていけばわかってきますので、人類の進化の過程を一緒に見ていきましょう。
人間には首~腰まで背骨があり、その中でも胸の骨(胸椎)は肋骨もあり、胸周りは骨でしっかりと守られています。
ですが、首や腰には何もなく骨に守られていませんよね。
まずこの時点で首や腰が不安定な環境にあるということがわかると思います。
しかし人間はこの不安定の代わりに、可動域というものを手に入れました。
だから首も腰も自由に動けますよね。
仮に首や腰にコルセットなどでガチガチに固定すれば(胸のように)、起き上がることも歩くことも困難になるでしょう。
このことからわかるように、人間は寝て立って歩く(主に二足歩行の)ために、首と腰には肋骨を作らず、不安定よりも可動域を選んだのです。
そして首よりも腰は全体重を支えるわけですから、負担は増えていく羽目になります。
ちなみに首は頭を支えるために発展し、二足歩行でも頭を支えられるようになっています。
そしてそのおかげで脳はより重く進化でき、人間は他の動物よりも知恵をつけ生き残ったと言われているんですね。
そしてさらにさらに、可動域を手に入れた分動きが他の動物以上になってしまったので、背骨の形もそれに対応しないといけないくなってしまいました。
それが背骨の湾曲です。
これは人間のみに見られる湾曲で他の動物にはありません。
下記イラストを見て頂ければわかると思いますが、その動物にもS字湾曲は存在していないですよね。
魚なんかほぼ一直線です。
ちなみに湾曲が存在している箇所は、その部位が自由に動けますよというサインです。
例えばウシやライオンは首に湾曲があるので、首は比較的自由に動きます。
ですが魚には首に湾曲が存在していなので、首を捻ろうと思えば体全体で振り返らないといけなくなるってことです。
つまり人間は進化の過程で、
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可動域の代償として不安定を手に入れ、腰には肋骨を作らず、背骨に湾曲を作り、腰に負担の掛かりやすい構造となってしまった
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ってことです。
腰と現代
しかし可動域の代償として不安定を手に入れたのにも関わらず、現代はデスクワークが基本となり、腰の可動域は不要となってきました。
可動域が不要になってきたということは、残った要素は不安定のみ・・・。
僕が言いたいことがわかりますよね?そうです。
腰は昔の方々よりも負担が増えやすい体になりかけているってことです。
まとめ
もう一度最後に言うと、人間は進化の過程で、
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可動域の代償として不安定を手に入れ、腰には肋骨を作らず、背骨に湾曲を作り、腰に負担の掛かりやすい構造となってしまった。そして現代の生活習慣で、可動域は不必要になりつつあり、不安定要素のみが残ってしまいつつある。
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ってことでしたね。
これが人間の進化から見た腰痛が多い理由です。
もしかしたらこれからまだ人間の骨格も進化し、時代に合った骨格になっていくのかもしれませんね。
ですが僕たちが生きている時代では、絶対に変わらないのでそれなりに対策するしかありません(笑)
腰の痛みは我慢せずに、ひどくなる前に治療しておきましょうね。
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