こんにちは!
サンライフ 整体&トレーニング代表の藤野真人です。
圧迫骨折とは、椎体(背骨のこと)が潰れるような骨折をすることで、高齢になればなるほどそのリスクは増えていきます。
骨粗鬆症と比例して、骨の強度が弱まることで発生しやすくなります。
急な強い腰の痛みで悩んでいるあなた。
もしかしてあなたの腰痛は、圧迫骨折なのかもしれませんよ。
圧迫骨折の要因
圧迫骨折の要因としては、
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①転倒・尻もち
②物を持つ動作
➂詳細不明
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が多いかと思います。
ご高齢の場合、転倒したり、重たいものを持った後に、腰に強い痛みがある場合は、圧迫骨折を疑いましょう。
また➂の詳細不明ですが、特に何もしていないのに、知らぬ間に骨折しているパターンです。
例えば、朝起きたら強い腰の痛みがあるなど、いつどのタイミングで骨折したのかわからないパターンも存在します。
圧迫骨折の痛み
圧迫骨折の痛みは、ぎっくり腰と勘違いされる方が非常に多いです。
急に強い痛みになるので、過去の経験から「ぎっくり腰だろうな?」と思っている方もしばしば・・・。
ですが圧迫骨折の場合、ぎっくり腰とは明らかに違う痛みを感じますので、ここを知っておきましょう。
圧迫骨折の場合、
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起居動作で強い痛みを伴うが、1~3分ほどじっと立って(座って)いると痛みが落ち着いてきて、歩行可能になる
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ということです。
ぎっくり腰の場合、1~3分じっとしていても起居動作での痛みが落ち着くことはありません。
持続的な痛みが続くはずです。
これが圧迫骨折とぎっくり腰の痛みの差です。
圧迫骨折の治療
基本的に安静・固定です。
特に受傷後は、動かし過ぎに注意しておかないと骨は変形し固まってしまいます。
さらに受傷後、10日をピークに圧潰変形し、その後3週間はしばらく変形しにくいと言われています。
なので、受傷後最低でも3週間は安静・固定が基本になります。
また寝る時も仰向けは変形を助長させてしまうので、横向きで寝ることが変形の進行を遅らせることに繋がります。
圧迫骨折の運動療法
さて安静・固定期が過ぎたら、運動療法が必要になってきます。
骨折・変形してしまった骨は治せませんが、圧迫骨折で姿勢が大きく変化してしまうんです。
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圧迫骨折後は、腰・骨盤が後弯・後傾肢位になってしまいます。頭は前に出て、背中は曲がり、腰は曲がり、膝は曲がり、腰に負担が増えていくので、姿勢を修正するための運動が必要になってきます。
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まとめ
年齢を重ね、骨が脆くなっている状況で、転倒・尻もちなどをしてしまい、その後腰に強い痛みが!?
それに起居動作での痛みも強く、1~3分じっとしてれば楽になるのなら余計に圧迫骨折が疑われます。
その場合は、必ず病院へ行き、MRIを撮ってもらいましょう。
レントゲンでは圧迫骨折初期は判断しにくい傾向にありますので、MRIがおすすめですよ。
そして治療後は、運動療法で姿勢を修正していきましょう。
この運動がないと、圧迫骨折由来の腰痛や膝痛など、体の痛みが発生してしますよ。
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