
こんにちは!
サンライフ 整体&トレーニング代表の藤野真人です。
◆プロフィール◆
「お盆に実家へ帰省したら、腰が痛くなった……」
「車で2~3時間移動しただけなのに、降りたら腰が伸びない」
「渋滞で長時間座っていたら、腰が重くなってしまった」
そんな経験はありませんか?
2026年のお盆期間は、8月7日から16日までの10日間を対象に、NEXCO西日本が高速道路の渋滞予測を発表しています。
帰省や旅行などで交通量が増えるこの時期は、長時間の車移動になる方も少なくありません。
特に50代以降になると、
「昔は何時間運転しても平気だったのに……」
と、身体の変化を感じる方もいるでしょう。
では、なぜ長時間の車移動で腰がつらくなるのでしょうか?
そして、お盆の帰省中に腰痛を悪化させないためには、何に気をつければいいのでしょうか?
今回は、研究結果をもとに、できるだけ分かりやすく解説します。
「長時間座っていること」と腰痛には関係がある
まず知っておきたいのが、
長時間の座りっぱなしは、腰痛と無関係ではない
ということです。
2025年に発表されたレビューでは、オフィスワーカーを対象とした22研究・7,814人のデータを整理したところ、
✅長い座位時間
✅座る姿勢
✅休憩の少なさ
✅動かずに同じ姿勢を続けること
などと腰痛との関連が報告されています。
特に、単に「何時間座ったか」だけではなく、どのように座っているか、どのくらい動かずにいるかといった「座り方・行動」が重要だとされています。
また、客観的に測定した座位時間を調べた2020年のシステマティックレビューでは、長時間座ることで、その場で感じる腰痛が増える傾向が報告されています。
ただし、この研究から「長時間座れば必ず慢性腰痛になる」とまでは言えません。
ここは大切なところです。
「座る=悪い」ではありません。
問題なのは、
長時間、同じ姿勢のまま身体をほとんど動かさないことです。
「正しい姿勢で座れば大丈夫」は本当?
腰痛の話になると、
「背筋を伸ばして座りましょう」
と言われることがあります。
もちろん、極端に身体を丸めた姿勢などを長時間続けないことは大切です。
しかし、
「正しい姿勢をずっと維持する」ことだけが腰痛対策ではありません。
車の運転を考えてみてください。
どれだけ座席を調整して、背筋を伸ばして、良い姿勢をつくったとしても、
1時間、2時間、3時間……ほとんど身体を動かさずに座り続けることになります。
つまり、
「良い姿勢をつくる」+「同じ姿勢を続けない」
という両方の視点が必要です。
NICEの腰痛ガイドラインでも、腰痛のある人に対して、できる範囲で通常の活動を続けることや、その人に合わせた運動を行うことが推奨されています。
お盆の長距離移動で気をつけたい3つのこと
では、実際に帰省や旅行で車に乗るとき、何をすればいいのでしょうか?
難しいことをする必要はありません。
①「座りっぱなし」を避ける
まず一番大切なのは、
休憩を入れること。
「目的地まであと少しだから……」
と我慢して運転を続けるのではなく、安全な場所で休憩しましょう。
サービスエリアやパーキングエリアに立ち寄ったら、
✅車から降りる
✅少し歩く
✅身体を伸ばす
✅水分をとる
など、座っていた身体を一度リセットします。
腰痛対策という意味だけでなく、安全運転のためにも休憩は大切です。
②「腰だけ」を伸ばそうとしない
腰が痛くなると、
「腰を伸ばさなきゃ」
と考えて、腰のストレッチばかりする方がいます。
もちろん、それで楽になる場合もあります。
しかし、身体は腰だけで動いているわけではありません。
例えば、
✅股関節
✅胸郭
✅足首
✅お尻
✅体幹
なども、立つ・歩く・座るといった動作に関係しています。
長時間の車移動のあとに、
「腰が固まった感じがする」
という方は、腰だけを一生懸命伸ばすより、
一度立って歩き、身体全体を動かす
ことから始めてもいいでしょう。
③「普段から動ける身体」をつくっておく
そして、実はここが一番大切です。
お盆の3時間の運転だけが問題なのではありません。
普段から、
✅座っている時間が長い
✅歩くことが少ない
✅運動する習慣がない
✅階段を使わない
✅外出する機会が減っている
という生活をしていると、
「久しぶりに長時間移動したら身体がつらかった」
となりやすくなります。
だから腰痛対策は、
「お盆の日だけ何かする」
ではなく、
「普段から身体を動かしておく」
ことも重要です。
NICEでも、腰痛に対して通常の活動を続けることや、個人の状態・好みに合わせた運動が推奨されています。
「昔は大丈夫だったのに……」と感じる50代からの方へ
50代、60代になると、
「昔は旅行で何時間も車に乗っても平気だった」
「以前はもっと歩けた」
「最近、長時間座ると腰が固まる」
という変化を感じる方もいます。
ここで、
「年齢だから仕方ない」
と諦めてしまう必要はありません。
一方で、
「昔と同じことをしているのに、なぜ今はつらいんだろう?」
と感じるなら、今の身体を一度見直すタイミングかもしれません。
例えば、
✅股関節が動きにくくなっていないか
✅胸まわりが動きにくくなっていないか
✅脚の筋力が落ちていないか
✅長時間座る生活になっていないか
✅歩く時間が減っていないか
✅立ち上がる・しゃがむなどの日常動作が変わっていないか
こうしたことを確認してみることも大切です。
腰痛対策は「腰だけを見る」ことではありません
例えば、
「車から降りたときに腰が痛い」
という方がいたとします。
そこで、
「腰が悪いんですね。腰をほぐしましょう」
だけで終わってしまうと、その人が本当に困っていることに十分対応できない場合があります。
なぜなら、その人が困っているのは、
「腰が痛いこと」だけではないからです。
本当は、
「孫に会いに行きたい」
「夫婦で旅行に行きたい」
「遠方の家族に会いに行きたい」
「休みの日くらい、身体を気にせず楽しみたい」
という生活上の願いがあるかもしれません。
だから私は、
「痛いところだけを見る」のではなく、「その人が何に困っているのか」を見ること
を大切にしています。
整体だけで終わらせない理由
私は広島市を中心に、整体とトレーニングを組み合わせたサポートを行っています。
これは、
「整体だけではダメ」
という意味ではありません。
身体を動かしやすくするために、施術が役立つ場合もあります。
一方で、腰痛に対するガイドラインでは、手技療法は運動などを含む治療パッケージの一部として検討することが推奨されています。
だから私は、
身体を整える
↓
身体の動きを確認する
↓
必要な運動を行う
↓
日常生活で使える身体につなげる
という流れを大切にしています。
目指しているのは、
「施術を受けて、その日は楽になった」
だけではありません。
「自分の身体を、自分で動かせるようになる」
ことです。
お盆が終わっても腰痛が残っているなら
今回のお盆で長時間運転をした方は、ぜひ身体の変化を確認してみてください。
「車から降りたら腰が痛かった」
だけなら、休憩を入れて身体を動かすことで落ち着くこともあります。
しかし、
✅帰省から戻ってきても腰痛が続いている
✅朝起きたときから腰が痛い
✅歩くと腰がつらい
✅長時間座っていると痛みが強くなる
✅以前より身体が動かしにくくなった
✅腰痛が怖くて外出を控えるようになった
という状態なら、
「また痛くなったら嫌だな」と我慢し続けるのではなく、一度身体の状態を確認してみる
ことをおすすめします。
なお、強い痛みが急に出た場合、発熱を伴う場合、外傷後の痛み、脚のしびれや力が入りにくいなどの症状がある場合は、整体や運動を自己判断で続けるのではなく、まず医療機関への相談をおすすめします。腰痛には他の疾患が原因となっている場合もあるためです。
広島で腰痛や身体の動きにお悩みの方へ
「最近、腰が痛くなってきた」
「旅行や帰省のあと、身体の疲れがなかなか取れない」
「腰痛を繰り返している」
「運動したほうがいいのは分かっているけれど、何をすればいいのか分からない」
そんな方は、一人で悩み続けなくても大丈夫です。
広島市を中心に、整体と自重トレーニングを組み合わせて、身体の状態に合わせたサポートを行っています。
まずは現在の身体の状態や、日常生活で困っていることをお聞かせください。
「腰痛を治してほしい」という相談だけでなく、
「これからも旅行や外出を楽しめる身体をつくりたい」
という方も、ぜひご相談ください。
身体の状態を確認したうえで、必要なサポートを一緒に考えていきます。
お盆の帰省をきっかけに、「少し身体を見直してみようかな」と思った方は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは、HPのお問い合わせフォームまたは下記公式LINEからどうぞ。





