こんにちは!
サンライフ 整体&トレーニング代表の藤野真人です。
「子供の姿勢が悪いので、壁に背中をつけ、良い姿勢を矯正するようにしています!」という方がいらっしゃいました。
ですが気を付けてください。
これは間違った姿勢矯正方法なんです。
将来、腰痛・肩こりなんかに悩まされることになるかもしれませんよ。
そしてもしスポーツをしていたのなら、スポーツパフォーマンスは低下していくでしょう。
子供の姿勢
まず今回の方のように『壁に背中をつけて姿勢矯正』するという方は、非常に多いです。
ですが先に言っておきますが、これ嘘ですからね。
むしろ最悪の姿勢になります・・・。
現に、僕のところで腰痛や肩こりに悩まされている方で、かつ姿勢を気にしている方の多くは、これをやっています。
さぁそしてなぜこの姿勢矯正が子供にとって最悪なのか?と言うと、
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身体の機能を著しく低下させ、動きにくく、硬い身体を作る姿勢
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だからです。
実際に試してもらうと分かると思うんですが、
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①立ってその場でもも上げをする
②壁に踵~背中すべてをつけ、もも上げをする
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明らかに①の方がやりやすいですし、②はやりにくいと思います。
もも上げだけじゃなくても色々と動かしてみてください。
明らかに②は動きにくいですから。
じゃあもし、②の姿勢が癖になるとどうなるかと言うと、その動きにくい姿勢で生活するようになるんですよね。
癖になるというか、身体に染みついちゃうんですよ。
それがじわじわと身体の機能を奪い、年を重ねるごとに身体は弱くなっていきます。
そしてスポーツをしてるのなら、絶対にパフォーマンスは低下します。
本来の姿勢
一流選手で、壁に背中をつけた時のような真っすぐな姿勢の方はいないですよ。
実は、ほぼみんな軽度猫背です。
ということは裏を返せば、背筋を真っすぐにしたような姿勢よりも、軽く猫背の方が動きやすいということですよね。
さらに言うと、子供は目まぐるしいスピードで日々身体的に成長しています。
その過程を『良い姿勢』で固めてしまうと、どうなるか?
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怪我をしやすく、運動が苦手な子
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になるわけです。
子供なんて、成長過程を見る限り、軽く猫背でいいんです。
それが本来の子供の姿勢なんですよ。
良い姿勢を意識的にするべきはむしろ大人の方。
まとめ
子供と言っても幅広いですが、小学生までは極端な良い姿勢を矯正する必要はありません。(異常な場合は必要です)
中学生以降は、姿勢というよりも『可動域』を確保するように指導しましょう。
間違っても壁に背中をつけるような姿勢指導だけはしないでくださいね。
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